いつのまにか、日本人にとっては、あたりまえの存在になった「ペンギン」。でも、世界的にみると、これほど多くのペンギンが水族館・動物園で暮らす国は異例なのです。
なぜ、これほど、日本人はペンギンが好きなのか?その理由のひとつは、日本に「かわいい」ものを愛でる文化があったこと。
今や世界共通語になりつつ「KAWAII!」このことばは、実は外国語に置き換えることが難しいそうです。
「かわいい」この言葉があったからこそ、日本でペンギンを愛する人が多いのかも知れません。
捕鯨船が連れ帰ってきたことから始まるといわれる、ペンギンと日本人の関わりの歴史の中で
ペンギンは、企業のCMキャラクターとして、物語の主人公としてたびたび「かわいく」描かれてきました。
しかしそれは、多様なペンギンの生態の、ある一面だけを取り上げてきた、とも言えます。
ペンギンは、けっして「カワイイ」だけでは、ないのです。
実は、ペンギンには、18種います。寒いところだけでなく、赤道直下で暮らすペンギンもいます。
そのうちの何種かは絶滅の危機に瀕しています。
絶滅の原因のひとつは、人類による環境破壊と考えられています。それでも、ペンギンはたくましく生きているのです。
この企画展では、ペンギンをテーマにしたアート&クラフト作品を通して、私たちにとって、ペンギンがいかに特別な存在なのか、あらためて見つめなおします。そして、この展示をご覧になった方が、ペンギンは「カワイイ」から、一歩踏み出すきっかけになれれば、と願っています。
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