■新水族館について

ペンギンを観察中、長崎市の水族館担当、西田さん、長崎水族飼育会の楠田さんと お話させていただきました。 新水族館の構想などお伺いすることができました。 工事は来年1月着工とのこと。 旧水族館の本館は、建築学的に貴重なもの、ということで、 長崎総合科学大学が取り壊さずに使用するとのことです。 図書館か何かにするらしいです。 だから新水族館は、現在の敷地の、さらに海側にできることになります。 「単なる見世物にはしたくない」(長崎市総合企画室 西田さん) ということで、教育的意義のある施設にしていきたいそうです。 こんどの水槽は、かなり大きく、深くなるので、水面からジャンプするペンギンも 見れそうですよ。 ペンギンの種類は現状維持の予定のようですが コガタをなんとか誘致したい、という話もあるようです。 バーチャル水族館なる企画もあるようで、これはアクアゾーンみたいなソフトで 自分で育てたバーチャル魚を、バーチャル水槽に泳がせることができるらしい、です。 (個人的には、その予算を、ペンギンの水槽の充実に回してほしいとは思うんですが…) また、近くには海釣りができる施設(これはすでにある)や長崎の風物詩「ペーロン」を 体験できる施設も用意して、この地域を最終的には、海をテーマにした総合施設にもっていく予定だとか。 その他、ペンギングッズのギャラリーを設置する計画もあるとか! (グッズの中身は、例の“ぺもの”収集の大家の先生からの寄贈の予定だとか) また「ペンギンクラブ」も発足し、ペンギンの誕生日などのイベントの開発にも積極的に 取り組まれるそうです。

■今回は、Sougin SquaresのFuuさんや、tetsuさん、さったさんといった掲示板の書きこみの 常連さんとも待ち合わせをしてて、お目にかかれました。 いやいやみなさんさすがのPENGAHOLIC(ペンギン中毒)さん揃い。 新水族館のキャラクターグッズの企画とかは、これからみたいです。 Fuuさんのキャラとかは結構いけそうな気がするんだけど。 ホームページを開設される予定なので、ぜひお手伝いさせてください、とお願いしてきました。

■私たち計5名は、閉館の4時を過ぎても楠田さんの「ゆっくりしていって」というお言葉に甘えて 人のいなくなった水族館を見せてもらえました。こころなしかペンギンたち、リラックスしているような気が… やはり昼間は営業モードだったのかな。 その後、旧水族館内の会議室、と思われるところで行われた打ち上げにも同席させてもらいました。 楠田さんからは記念品までもらってしまった。 あまり言わないで、といわれたので中身はヒミツにしときます。 またうちに家宝が増えました。

■閉館反対運動の時にも思いましたが、どうも地元の関係者(特にお役所の方々は)、長崎市民以外にペンギンを愛する人が 全国に大勢いる、ということにピンときていない様子。 東京や京都から来た、というと、長崎市役所の人とかは驚かれたみたいです。私たちは新聞社の取材まで受けてしまいました。 打ち上げの際には、市側、水族館側双方のお話を伺えたのですが、少し話がかみ合っていないようなところもあり ちょっと心配です。

■今回行きたくても行けなかったオンラインなみなさん。来年も、春と秋の2回ぐらい遊ぼう会は実施される予定です。 予定は空けといて、長崎ツアーに備えましょう。

■ちなみに現在の個体数(カッコ内は98年3月との比較です) キング/20羽(+-0) ジェンツー/9羽(-1) マカロニ/4羽(+-0) イワトビ/4羽(-1) マゼラン/6羽(+1) ケープ/18羽(-1) フンボルト/55羽(+3)