1.1993年12月
これは、1993年の12月、YAMAZOが一人で南米にふらっと旅に出たときの話です。この時すでに就職していたのですが、仕事にも煮つまり、プライベートでもいろいろあって、どうしても海外に出たくなってしまいました。年末に3週間休みをくれというわがままな平社員に対し、会社は寛大に了承してくれました。旅の目的は、できるだけ南極の近くまで行ってみることでした。世界最果ての街ウシュアイア(Ushuaia)のある国が、アルゼンチンだったのです。学生時代バックパッカーをやっていて、旧ソ連からモロッコまで、貧乏旅行出来そうなところは既に制覇していたので、南米はずっとあこがれでした。とっておいたようなものです。その後現地のことを調べているうちに、目的地の近くで野性のペンギンが見られるらしい、ということを知りました。そのとき何かに導かれているような気がして(本当だって)これはペンギンを外す訳にはいかないなと思ったのが、プンタトンボに立ちよることになった経過です。(余談ですが、プンタトンボに行くまで、私はペンギンマニアではありませんでした。昔、パリでリュック・ベッソン監督の「le Grand Blue」を初映時に見て以来、しばらくイルカマニアでしたから)


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