ＪＲの秋葉原駅周辺は、大小の電気屋さんが一杯。休日ともなれば、もの凄い数の人々が押し寄せます。もしかしたら、東京で一番色んな国の人に会えるんじゃないかなぁ。だって、全く聞き覚えのない外国語が飛び交っていますもん。だからお店だって、色んな国の言葉が喋れる店員さんがいますよ。
　でもねぇ、世界のアキハバラだけじゃなかったんです。神田川を渡って見たら、とっても静かな町がありました。小さいけど立派な神社、木造の家、銅葺き看板建築のお店。大部分はコンクリのビルに変わって来てますが、そんな懐かしい建物も、頑張ってしぶとく残っています。通りには電気街へ買い物に来た車がぎっしり止まっていますが、こんな家、駐車した人達の目には止まらないんでしょうねぇ。
　そう思って改めて秋葉原界隈の裏っ手を探してみたら、古いお宅が点々と残ってい ました。家の前に植木を沢山並べたお家や、小さな神社も、ひっそりと建っていました。ハイテクタウンだとばかり思っていた町に、落ち着いた和風な佇まいが同居している。いや、和風な町にハイテクが押し寄せたというのが、正しい言い方なのかな？ 　
　 パソコン探しは、どうでも良くなっちゃいました。もう少し古い東京を眺めて、さて、これから何処へ旅に出ようかな・・・