某月某日某曜日 くもり

日はひょろ長いビルを眺めようと、西新宿に行ってきました。知らないうちに知らないビルがドカドカ建っちゃって、どれがどれやら、全く見分けがつきません。だからといって道行く人に聞くのも何だか恥ずかしくって、また余計に歩くんです。
 


その6「西新宿
2000.06.08up
今までの旅日記
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  だってね、すぐ斜め前にある建物に行くのも難しいんですよ。横断歩道や歩道橋や地下道が、さっと目の前に無いことが多いんですもの。苦労してとっても遠回りして、やっと辿り着いたら違うビルだったなんて、ちょっと情けなくなりますよぉ。あれだけ長〜い壁があるんだから、でっかくビルの名前が書いてあったら嬉しいんですけどねぇ。カッコ悪いですか? あんなに大きなビルが自分勝手なデザインでひしめき合ってることが、既に充分カッコ悪いと思うんですけど・・・
 もうじき夏ですよ。夏の西新宿は砂漠です。コンクリのビルとコンクリの地面に囲まれて、エアコンの熱気を吹き付けられて、散歩するのも命がけなんですから。何で新宿の真ん中で、こんな酷い目に遭わなきゃいけないんだ!って、泣きたくなります。 ここにラクダ君が歩いていたって、僕は驚きませんからね、ハイ。
 この西新宿砂漠を通り抜けて、十二社の住宅街が現れると、ホッとしますよ。オアシスとはこのことかなぁ。木造二階建ての家に洗濯物がぶら下がっていて、ようやく人心地がするってもんでしょ。でもね、お日様が落ちかけてきた頃、西日を受けたノッポビルが、家々の隙間から見えたりすると、ちょっとシュールな気分になります。向こうは蜃気楼なんじゃないか・・・なんて。
 すぐそばにある十二社温泉で汗を流して、ついでに巨大ビル群の反対側にあるカメ ラ屋さん街でも覗いてみましょう。さて、これから何処へ旅に出ようかな・・・