鳥羽水族館
1999年5月15日14:00〜17:00
pengaholicおすすめ度★★

勢志摩ペンギンめぐり、一軒目は鳥羽水族館。連休明けのせいか、土曜日の割に人は少なかった。
 ここは、とにかくプレゼンテーションがすごくいい。エントランスの大水槽をはじめとして、日光が差し込むスナメリの水槽なんか、絵画的で、荘厳な雰囲気すら漂わせている。私たち同様、圧倒されて立ちすくむ人も多い。
 で、肝心のペンギンは、なぜか建物の外にいる。取って付けたような感じだ。館外の通路に面しているので、実はペンギンだけを見たいのなら、お金を払わなくても見ることはできる。

こにいるのはフンボルトペンギン。行ったときは、ちょうど給餌タイム。目に見えるところには15羽ほどが集まっていた。他の水族館同様に、約半分はバックヤードに隠れていると思われる。一羽だけ、いつまでたってもえさをもらえない、要領の悪い奴がいた。
 水槽は幅10mくらい。泳ぐ姿も見ることができて、見せ方はまあまあかな。ただ、本館内のスナメリ水槽なんかと比べると、ここだけは普通の水族館なみで残念。
 ペンギンの外見から、年齢を当てられるほど、Yamazoは専門家ではないが、どうも皆さん元気がないし、毛が抜けて病気っぽいのも多いし(換羽ではない)高年齢化が進んでいるような気がする。
 ショップの充実はさすが。国内では名古屋か鳥羽だね。鳥羽オリジナルではないと思われるが、ボーンチャイナのペンギンで、ヒゲ、イワトビ、ジェンツー、キングの親子が売っていて、早速購入。ヒゲやジェンツーは珍しいでしょ。あと、日本のペンギンマップ(どの水族館にどの種類のペンギンがいるかが分かるという素晴しい資料)が印刷されたパッケージに入ったクッキーや(しかも旨かった)Chiezoさんはお手玉ペンを、4色セットで買っていた。
 Chiezoさんといえば、ペンギン以外には、カエルと亀に異常な愛情を示していた。


れ以外で気になったのは、暗い水槽でストロボを使う人が、あいかわらず多いこと。偏見は承知の上だが、中高年のおばさんに集中している。館内の至るところに「フラッシュ撮影禁止」と書いてあるのだが、あの傍若無人な態度を見ていると、そんなものは目に入らないようである。
 どうしたら、ストロボの使用を規制できるのでしょうか?

原因として予想されるのは
1 カメラの使い方がわからない。
暗い水槽に向かってストロボを焚く人々である。あれでは光がガラスに反射して、現像しても中は真っ暗なはずである。こんな人達が、最近のコンピュータ化したカメラの説明書を理解できるとはとうてい思えない。
 実際、最近のカメラは、オートで撮る分にはすごく便利だが、マニュアルにすると、かえって昔のカメラよりも使いにくいことがある。暗いと勝手にストロボがつくわけだから。
2 ストロボの動物に与える影響、に関する認識不足
水族館の説明不足ともいえる。

対策案
1 ストロボの解除のしかたなどのレクチャーを受けさせる。
(受けないと、カメラは持ち込み禁止にする)
2 基本的に、カメ
類の館内持ち込みを禁止する
入り口に金属探知機などを設置する。


最後に、入館料が2400円はちょっと高いかな、という気がする。
また営業時間が17時まで、というのも、早すぎないですか?





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