二見シーパラダイス
1999年5月16日16：00〜17：00
pengaholicおすすめ度★★

パラダイスと聞いて桂小枝さんを思い浮かべた「探偵、ナイトスクープ」視聴者の方は、ほぼ正解。ここはまさしくそういう意味での「パラダイス」（分からない人には申し訳ない）
　ついつい志摩マリンランドで長居してしまい、二見に到着したのは閉館一時間前になった。
　館内はまるでジャングルのよう。植物園の熱帯温室のような雰囲気である。「アロアナ」や「肺魚」といった南米、アマゾン系の魚がやたら充実している。
　ここは、以前訪れたことがあるので、そこそこに早速屋外のペンギン水槽へ。水槽は小さいので、至近距離で見ることができるのが最大の特徴。
　水槽は二つあり、一つには、マゼラン、ケープ、フンボルト、イワトビ。もう一つにはキングが入れられている。（文中ペンギン略）
　記憶では、前回訪問時は、水槽が一つで、全部まとめて入っていたと思う。当時人気絶頂だったイワトビが、フンボルトをバシバシしばいていたのが印象的だったが今回はイワトビもおとなしく、なかよく共存していて一安心。
彼らのうち、キングペンギン一羽は、アッカンベエをするアザラシのショーにゲスト出演するはずだったらしいのだが、舞台の袖まで連れて来られたところで「出演拒否」そのままもとの水槽へ帰ろうとする。
　そのときのスタッフの反応が良かった。一応２、３度はステージへ仕向けたものの、キングの意志が固いとみるや、帰るのを拒もうとはしなかったのだ。
（左の写真はそのシーン）

　ここのペンギンは、結構元気そうに見える。環境的には鳥羽水族館や志摩マリンランドより劣るにもかかわらず、だ。
ペンギンにとってよい環境とは、施設の充実とかとは別なのかもしれない。


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