3.プンタトンボへの道
  最近の南米方面の情報には疎くなっているのですが、現在も日本からアルゼンチンへの直行便は出ていないはずです。一般的には、北米資本の航空会社(AA.NW.UAまたはCPなど)が日本航路とアルゼンチン航路を持っているので、その辺を利用するのがベストのようです。また、それらのキャリアを利用してLAかNYまで行けば、アルゼンチン航空(以降AR)が利用できます。とにかくまずアルゼンチンの首都ブエノスアイレス(以後BsAs)まで飛びましょう。私はUAを利用しましたが、大阪〜サンフランシスコ〜マイアミ〜BsAsと27時間位かかりました)
  話が前後しますが、アルゼンチン入国後必ずお世話になるはずのARでは外国人旅行者のために割安なフライトクーポンを用意しています。が、それはアルゼンチン国外でしか買えないので要注意です。(ヨーロッパのユーレイルパスもそうですよね)もちろん日本でも買えます。
 
さらに追加情報ですが、日本とアルゼンチンを往復すれば、マイレージキャンペーンを実施している航空会社なら、それだけでアジア内往復の無料チケットがもらえます。私の場合はそれを使ってグアムへ行きました。(UAの場合、ハイアットリージェンシー50%オフの特典もついてきます)

 
BsAsに着いたら、市内中心部にあるARのオフィスに足を運んで、その後の飛行機の予約を入れましょう。プンタトンボの最寄りの街トレレウ(Trelew)までは便数も多いのでさほど問題ありませんが、もしあなたが私のように世界最果ての街ウシュアイア(Ushuaia)を目指すのであれば、便数も限られ、しかもシーズンであれば混んでいるので、この時点で今後の移動スケジュールをFIXするほうがよいと思います。BsAsには、国内線用と国際線用の2か所空港があるので注意しよう。

 
トレレウから市内までの公共の移動手段はないので、タクシーを利用しましょう。ホテルの予約がない場合は、独立広場(Plaza Independencia)まで行けば、近くにホテルが何軒かあります。

 
到着したら、ぜひその日のうちに独立広場近くにある旅行会社(Turismo)に行って翌日以降のツアーの予約を入れましょう。というのも、このトレレウという街自体はそれほど見るべきものがない街だからです。だからできたら到着が日曜日でないほうがよいです。日曜日だとオフィスは休んでますから。

ツアーについてですが、プンタトンボの近くに、バルデス半島(Peninsula de Valdes)があります。セミクジラを船に乗って観察したり、ゾウアザラシやアシカの棲息地があるという野性の王国で、ちらりとマゼランペンギンも見られるツアーなので、当然押さえておきたいところです。プンタトンボとバルデス半島を1日で見ることは不可能なので、ここで2日分の予約を入れてしまいましょう。そのような訳でトレレウでは最低3泊は必要です。あとは、ツアーバスの時間に遅れないように。朝7時30分といっても、夜の長いアルゼンチンに行くと、ものすごい早朝です。料金は当時、プンタトンボツアーが、所要6時間で30ドル。バルデス半島が所要12時間で40ドルでした。
(ちなみに左の紙が申し込み用紙です)

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