某月某日某曜日 はれ

日はついうっかり、日曜日の神田駅前にやってきました。というより、ふらふら歩いているうちに、神田に来ちゃったって感じです。しかもお昼時。ここで楽しいお昼ご飯を食べられるのかどうか、ちょっと不安なんですけどねぇ・・・
 

その49
『神田駅前』
2003.06.11up
今までの旅日記
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  だって、お店が開いていない!人が歩いていない!首都東京の環状線・山手線の沿線ですから、もう少し賑わっていると思ったのが、大間違い。たま〜に平日に通ると、サラリーマンでごったがえしているのに、人っ子ひとりいないじゃないですか。メリハリがあり過ぎます。お〜い、誰かいるか〜い。
  開いているところといえば、パチンコ屋さん、ファーストフードのチェーン店、怪しげな風俗店、携帯電話ショップくらいでしょうか。それらの店も、外から窺う限り、お客さんで賑わっているという訳ではありません。所在なげにぼんやり座っている店員さんも見かけます。だったら、お休みにすればいいのにね。
  お昼ご飯を食べるのは大変だけど、こんなところを歩くのは、案外楽しいものです。 「昨日は、さぞや騒々しかっただろう」「明日から、また人で溢れるのだろう」と思いながら、ゴーストタウンみたいな町をぶらつくんですよ。普段の喧噪を想像して歩くと、「あれっ、どっちがホントの神田なんだろう?」なんて悩むんです。どちらも本当の神田なのにねぇ。
  常連さんしか通れないような飲み屋路地も、ガード下の年季の入った店構えも、今日ばかりは人の目を気にせず、僕でもじっくり眺められます。すると、思わぬ美味しそうな店をみつけちゃうもんなんですよ。こうしていると、神田を貸し切ったような錯覚に陥りますね。前から気になっていた店を見学して、さて、これから何処へ旅に出ようかな・・・。