某月某日某曜日 はれ

日は懐かしい看板を見に、佐竹にやってきました。アメ横と日本一の宝飾街を抱 える御徒町を素通りし、アメ横にも負けない安売りビル・多慶屋の人混みもかき分けて歩くと、佐竹通り商店街という渋いアーケードのある町にぶつかります。きっとアメ横より昔から地元の商店街としてあるんだろうけど、何となく気圧されて、今は静かにご町内御用達を勤める大人しい店が並びます。
 

その54
『佐竹』
2003.12.31up
今までの旅日記
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 いかにも「普通の一軒家の商店群に、後からアーケードを付けました」って感じの 雰囲気がステキな商店街。やけに古そうな建物ばかりがずら〜っと続き、その歩道に 強引に屋根を拵えたんでしょうね。間口も軒の高さもまちまちな所にアーケードがあって、どこまでも新品で統一感のある商店街より、ずっと個性的ですよ。
 それにもまして、界隈の町並みがそそられます。長屋も看板建築もあちこちに現れ、小さな神社、威風堂々たるお医者さん、人がすれ違えない路地、何度訪れても新たな発見がある町です。案外ね、1階だけ見ていたんじゃ気が付かない物件も多いんです。店部分は改装してあったり、ガレージや倉庫に変身していることが多いですから。ふと見上げると、歴史を感じさせる装飾や仕上げがされていてビックリ。侮れない佐竹 なんだなぁ。
 ここも一見普通の牛乳屋さんなんですが、2階の角に付いている丸いオブジェ、良 いですよねぇ。森永マミーとか書いてあるんですよ。昔はお菓子屋さんなんかにも付 いていましたもん。しかもちょっと離れて見たら、5軒のお宅が棟続きじゃないですか! 屋上の物干しも、良い味出してます。ここへ来ると、「あぁ、今年もまだある。 良かった」って思うんです。さぁ今年の確認も完了したし、さて、これから何処へ旅 にでようかな・・・