某月某日某曜日 はれ

日はお気に入りのギターでも見つけようと、お茶の水にやって来ました。やっぱり、ここですよね。駿河台の坂の途中には、新旧大小様々な楽器屋さんが一杯。目玉商品を惜しげもなく歩道にならべて、超特価販売!BGMもガンガン流して、試し弾きの音なんか聞こえやしません。
 


高野ひろし
初の単行本


『ペンギン日和』

全国書店にて
発売中
(詳しくは表紙画像をクリック)
その31
『お茶の水』

2001.08.10up

今までの旅日記
(BackNumber)
高野さんへのメールはこちらまで


 

  ギターといっても、色んな形があるんですねぇ。誰もが知っているオーソドックスなタイプから、こんなのが似合う人が日本にいるのだろうか?って首を傾げるようなやつまで。色も凄いなぁ。楽器に使う色じゃないと思うものも一杯。でも見ている分には、カラフルで楽しくて良いんですけどね。これをどんな人が弾くのかな、どんな音楽をやるのかな、そんなことを考えながら坂道を歩くのは、また格別です。
  お店に入ると、ミュージシャンになりたかった店員さんとミュージシャン気取りのお客さんのミニバトルが、そこここで展開されています。試しに音を出してみる勇気のある人や、店員さんの蘊蓄を拝聴する初心者。やたら楽器に詳しい友人と、少々その能書きに飽きてきた連れの人。そして憧れのミュージシャンと同じギターが何が何でも欲しい人。音楽はねぇ、聞くよりやる方がずっと楽しいんです。そして人前で演奏する魅力に取り憑かれちゃうと、もう後戻りは出来ません。
  楽器はエレキギターばかりじゃないけど、やっぱりヒーローはギタリストです。だからこの坂道でギターがブイブイいわせてることといったら、キーボードやドラムの比ではありません。ですけど実は生ギターやウクレレが雑居ビルの一室で、秘密結社のように集まっている町でもあるんです。じゃぁその裏お茶の水で少数派楽器を愛でて、さて、これから何処へ旅に出ようかなぁ・・・