某月某日某曜日 はれ 日はきれいな夕焼けを見ようと、千葉県の外房にやってきました。というより、銚子で美味しい魚を食べて、うろうろしているうちに人気のない砂浜に着いちゃったんです。そしたら夕方になっていたという寸法。ようするにここが何処だか分からないんですよね、へへへ。 |
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海が懐かしく感じるのは何故なんでしょうか?一度も来たことがない所でも、海を見ていると心が落ち着きます。ひとりでじっとしていると、包まれているっていう感
じがします。絶え間ない波の音は子守歌のように頭の中を駆け巡り、時折通り過ぎる潮風がふわ~っと身体を浮かせますもん。キラキラ輝く水面を見飽きることはありません。そこに夕陽が参加すれば、鬼に金棒ですよねぇ。誰もいない海をオレンジ色にして、空と海の境目を一層分かりにくくする夕陽は、僕も同じ色に染めてくれます。目を開けたら目の中も、口を開けたら口の中もオレンジ色だぁ。きっと目や口を通って、お腹の中もオレンジになっているに違いないぞ。 |